グレース・パートナーズ社労士事務所

佐佐木由美子のちょっと役立つコラム

社会保険料率等の改定

 

●こんにちは、グレース・パートナーズの佐佐木由美子です。

今回は平成29年春の社会保険料率等の改定について、確認しましょう。

まず、健康保険ですが、平成29年3月分から協会けんぽの健康保険料率と介護保険料率が改定されました。

協会けんぽの平成29年3月分からの都道府県単位保険料率は、以下のHPでご確認ください。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3130/h29/290210

協会けんぽ東京支部は、 9.91%(労使折半)に改定されています。

介護保険料率は、全国一律で1.58%から1.65%に改定されました。

一般的に、健康保険料と介護保険料および厚生年金保険料を「翌月徴収」とされている会社様が多いと思いますが、翌月徴収の場合は、3月分を徴収する4月支給給与の計算時から新しい料率を用いるよう給与計算ソフト等の設定をご変更ください。

協会けんぽではなく健康保険組合に加入されている会社様につきましても健康保険組合からの通知やHPで料率変更の有無をご確認いただき、料率変更漏れがないようご対応いただければと思います。

その他、平成29年度の子ども・子育て拠出金率は0.20%から0.23%へ引上げられます。

子ども・子育て拠出金は全額が事業主負担であり、その額は、厚生年金保険の被保険者個々の標準報酬月額及び標準賞与額に、子ども・子育て拠出金率を乗じて得た額の総額です。

平成29年4月分(5月31日納期限)からの改定となりますので、社会保険料を翌月徴収としている会社様では、5月支給給与から新しい拠出金率を適用することになります。

●次に、雇用保険料率です。

こちらは、まだ正式に決定してはいませんが、平成29年度の雇用保険料率は引き下げが予定されています。

「一般の事業」の労働者負担、事業主負担は以下のとおりです。

<平成29年度(予定)>

労働者負担・・・3/1000

事業主負担・・・6/1000

<平成28年度>

労働者負担・・・4/1000

事業主負担・・・7/1000

ところで、「平成29年度の雇用保険料率をいつから適用するか」ですが、原則として、賃金締切日を基準とします。

賃金締切日が平成28年度中(平成29年3月31日まで)にある給与においては、平成28年度の雇用保険料率を用いて雇用保険料を計算します。

今回は、引下げと引上げが混じる料率変更となりますが、給与計算ソフト等の設定変更のタイミングをお間違えないよう、事前にご確認ください。


2017年03月31日

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